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コラム 勉強

どうしてる?学習机~子どもが勉強できる環境作り~

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子どもが大学生と高校生になった今、学習机について私が思うことを書こうと思います。
小さなお子さんがいらっしゃる皆さんは、学習机について悩まれている方もいらっしゃるのでは?

我が家は、子どもたちが保育園(幼稚園)年長のときに家具屋さんを回って、小学校入学に間に合わせる形で購入しました。

でも今思えば…そんなに焦らなくてもよかったと思います。

1)いつ学習机を買うべきか?

子ども部屋に学習机を置いても、すぐには使わない可能性が大きいです。
うちの子どもたちが小学生の頃は、ダイニングテーブルか、リビングテーブルで宿題をしていました。

子ども部屋にある学習机は完全に物置でした(笑)
特に、息子は中学生になるまでほぼ座ったことがなかったです。…飾り?
娘は女の子なので、引き出しの中にメモ帳やらシールやらを沢山入れて楽しんでいたけれど、勉強目的では全く使いませんでした。

リビングに近い場所に机を置けば勉強しやすいかもしれませんが、ダイニングテーブルが一番親の目が届いて、宿題もチェックしやすいと思います。

小学生(特に低学年)の勉強は、リビングダイニングのテーブルで親が見ながら、をお勧めします。

「リビング学習」はメリットが沢山。
実際に小学校低学年の間は親が丸つけして提出する宿題や、本を読んで親に聞かせる「音読」という宿題もありますし、つまづいたところがあったら、すぐに教えてあげることもできますし。
家事をしながら、目の届く場所で勉強させたいという親の都合優先というのもあるかもしれませんが…(笑)

子どもとのコミュニケーションが取りやすいのもよいと思います。
うちの場合は中学生になっても塾には通わず、ほぼ私が勉強を見ていたので、ずっとダイニングで勉強していました。
高校生になってからはさすがに、自室にこもって勉強するようになりましたけれども。

ですから、小学校入学で慌てて学習机を購入する必要はないと思います。
じっくり考えて、必要だと思ってから、長く使えそうな机を買うとよいと思います。

2)どんな学習机を買うべきか?

・机はシンプルで上質なものを。将来まで長く使えるように。
・椅子は途中で買い替えるので、そこまで高価なものでなくてもよい。

家具は長く使える良いものを…と思うけれど。
子どもはあっという間に大きくなります。体も心も。

小学校入学のときに、息子には上質な無垢材の机を購入しました。

幅110㎝、奥行きが85㎝あるので、奥に本棚を置いても教科書や参考書を色々と広げることができます。
奥行きがある机を買ってよかったです。

机は作業スペースの広さが一番重要と思います。

受験勉強中は学校や塾の自習室の狭い机よりも、この机の方が勉強しやすかったらしく、自宅学習が主でした。
欲しい時にすぐに本棚の参考書や問題集に手が届くのも良かったらしいです。

一方、椅子はそこまで拘らなくてもと思います。
いくらお店の人が「一生ものの椅子ですよ」と言っても、小学校入学のときに買った椅子は中学になったら座りにくいと思います。 体の大きさが全然違うので。

息子には中学のときと高校生のときに椅子を買い替えました。

小学生の間は乳幼児から長く使えるトリップトラップチェアを使いましたが、固い木の座面なので長時間の勉強に使うには厳しかったです。
そこで中学のときに1万円程度の椅子をまず買って。

更に高校時代に勉強時間が長くなって腰が痛いと言ったので、座り心地がよい椅子を買いました。

結局、大学も自宅から通っているので、長く使っています。座り心地のよい椅子を買って正解だったと思います。

椅子を買ったときの話は、詳しくはこちらを見てくださいね↓



体が小さいときから大きくなるまで1つの椅子で…というのはどうしても無理のある話なので、「最初は安価な子ども用の椅子」、「中学生ぐらいになったら値段が高くても座り心地のよい大人用の椅子」と買い分けるのも一つの考え方と思います。

もちろん子どもの性格によっても違うと思います。
うちの娘は本人希望の真っ白な可愛いデスクを入学祝いに祖父母に買ってもらいました。今でも大のお気に入りで使っています。

娘は勉強場所というよりも、可愛いものを飾る自分のスペースとして机を欲しがっていた気がします。
お友達や従姉妹が来たときに、娘の部屋を見て、可愛い部屋って言われるのが嬉しかったみたいです。

高校生になった今はさすがに勉強をするようになり、机の上には参考書や教科書が並ぶようになりましたが、まだまだカラフルなペンやネイルやハンドクリームなどを並べて華やかです(笑)

ポスターや写真など、私は勉強の邪魔でないの?と思うのですが、本人がそうしたいというので任せています。

基本的にもう子ども部屋はノータッチ。

ちょっと寂しいけれど、自分で好きなように飾って整頓するなら、それが一番と思っています。

女の子と男の子では、部屋に置きたいものの量が違います。
女の子は物持ちですので、チェストや収納棚が多く必要です。(今はドレッサーも置いて、更に華やかな部屋になっています。)
そんな男女の将来の差も考えながら、子どもと一緒にじっくり学習机を選ぶとよいと思います。

家具は一度買ったらそう買い替えるものではありません。

学習机は子どもの頃しか使わないと思うかもしれませんが、その10数年がとても大事だと思います。

お子さんに合った、お子さんが喜ぶ机をじっくり選んであげてくださいね。

(この文は、2018年3月に「もの、ごと。」さんの依頼で書いたコラムを加筆修正したものです)

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