以前、息子が持ってきた大学の新聞で(ずいぶん前の話ですが)なるほどな~と思ったある卒業生(女性)のインタビュー記事を読みました。
その女性は、
時間・体力・お金という3つの要素があって
学生時代は、 時間と体力はあるけれど、お金がない。
社会人になると、 体力とお金はあるけれど、時間がない。
老人になると、 時間とお金はあるけれど、体力がない。
この中で、お金だけは借りて作ることができる。
だからその女性は、時間がある大学時代にいろいろなことをしようと、親から100万円を借りて、世界一周旅行をして自分の見識を深めたそうなの。
その100万円は大学卒業して仕事を始めたら、1年で親に返せたそうです。
ですから、大学時代にバイトで時間を無駄にしない方がいいですよって内容でした。
なるほどなるほど~と思いました。
学生時代しかできないバイトというのは楽しいし、それも世の中の見識を深めるためによいことだと思います。
私も大学生のときは、家庭教師をしたり、夏休みに定食屋さんで給仕のバイトをしたり、ロマンスカーで車内販売のバイトをしたり、芸能人の結婚式の後ろでコーラスしたり(笑)…いろいろなバイトをしたのはよい思い出です。
でもバイトに追われて、せっかくの学生時代にやりたいことをする時間がないのは悲しいかも。
勉強だって、最高の先生に教わることができる絶好の機会なのに、バイトで疲れ切って講義で寝ていたり、勉強が満足にできなかったら勿体ないです。
せっかく頑張って入学した大学!
勉強しなきゃ勿体ない!
卒業して就職したら、ずっと働くことになるわけだし…。
それに、学生時代にしっかり勉強して、よい成績、資格などを取得した方が、就職に有利です。
ということは、生涯賃金が変わってくるわけで…。
今、時給の安いバイトをするよりも、その方が長い人生を考えると有利かも。
もちろんこれはお金に余裕がある家庭のお話かもしれませんが。
うちはもちろんお金持ちというわけではないですけれど、考えてみると、息子の場合は
・国立大学に通っている(私立に行くよりも年間100万円ぐらい安い)
・自宅から通っている(仕送りがいらない)
ということを考えると、それだけでかなり親孝行だなと思っています。
我が家の方針としては、息子にはお金稼ぎのためのバイトよりも、色々と今やりたいことをやるとよいと言っています。
たまに、日雇いバイトをしたりはしていますけれどね(^-^)
大学生の間は、お休みの日に家で好きな本をじっくり読んだりして過ごしてもよいと思うんですよ。今は中国史にはまっているみたい。(←学部の勉強とは全く違うことだけど^^)
甘いと言われればそうかもしれませんが、若い時の時間は有限ですから。
こういう考え方もあるということで…。