★2012年(9年前)に書いた記事を加筆修正しました★
妹の家に片づけのお手伝いに行った日(・∀・)
掃除機をかけていたら、リビングに懐かしい装置が置いてあるのを見つけました。
「あ、使ってくれているのね!」と言ったら、妹が「毎日大活躍中よ~」と✨
これは、電動鼻水吸引器 アスピレーターM20という製品です。
(我が家が購入したのは2005年ぐらいです💦今でも同じ製品が売られているみたいです。)
↓今はもっと手頃な価格の家庭用電動鼻水吸引器が売られているみたいですね♪
我が家が買ったM20は、いかにも業務用というかお医者さんで使うような感じです(笑)
我が家で必要なくなってから妹の家にあげて、甥っ子姪っ子ちゃんたちが使いました。
長持ちしています。
電源を入れて、ポンプで鼻水を吸引します。
うちの息子は小さい頃から滲出性中耳炎を繰り返し、耳鼻科通いの連続でした。
風邪を引く→鼻が詰まる→滲出性中耳炎になる→長い耳鼻科通い生活が始まる…。
治ったと思ったらまた風邪を引く(涙)その繰り返し。
最初に病気に気づいたのは、息子が3歳のときでした。
おもちゃで遊んでいる息子に後ろから「○くん、ごはんだよ~」って声をかけても振り向かないのです。
それで初めて「耳が聞こえていない」ということに気が付いて…慌てて。
(滲出性中耳炎というのは耳の中に膿がたまって、耳がよく聞こえなくなる病気です。あまり痛みがないらしくて本人が訴えず気づきませんでした。)
滲出性中耳炎になると、治療で鼻を通気するために、週に3回ぐらい「鼻水を吸ってもらいに」耳鼻科に通わなければなりません。
私は当時、正社員として二人の子どもを保育園に預けて働いていたので…
会社から帰ってきたらまず耳鼻科の受付で順番取り→保育園にお迎え→下の子も一緒に耳鼻科で1時間ぐらい待つ→診察(5分ぐらい…涙) 耳鼻科の外に出たら、真っ暗で夜7時ぐらいになっていてとてもご飯を作る元気もなく、お弁当を買って子どもの手を引いて、とぼとぼ歩いて帰ったり…(涙)
これが、週に3回、治るまでずっとですよ。
本当に本当に大変でした。
そして、息子が小学生になってからも、時々、滲出性中耳炎になりました。
その頃は、よい耳鼻科がないかと耳鼻科を転々とし、市内の4か所ぐらい…大学病院にも通いました…。
でもどこに通ってもよくならず、親子で疲れ果てていました。
一番辛いのは息子ですよね。
他の子と遊べずに病院通いなんて…。
そんなときにこの製品(M20)を知り、自宅で鼻水の吸引ができるならと思って買いました。
高かったけれど、それまでの耳鼻科費用と通った時間を思えば安いものです。
M20で鼻水を取って鼻の通りをよくしておくことで、耳鼻科通いの数が減りました。
もしも、同じようにお子さんの耳鼻科通いに疲れ果てている方は「電動鼻水吸引器」で検索してみてくださいね。
今は妹の家で姪っ子や甥っ子が使っています。
妹の家の子はうちの息子のようにすぐに中耳炎になる子たちではないのですが、風邪を引いたときに鼻水を取ってあげると呼吸が楽になるそうです。
鼻に入れる部分もチューブもすべて水洗い、煮沸消毒できます。
容器も水洗い可能。
圧力を自由に変えられるので、弱めにして長い時間鼻に当てていれば、子供も嫌がらずに鼻水が取れるみたいです。
そして、もう一つ。
今思うと、9歳のときに受けた鼓膜チューブ挿入手術がよかったです。
この手術後、ようやく息子は滲出性中耳炎にかからなくなりました。
耳の聞こえも調べてみましたが、普通の人並みに聞こえているとのことで、本当に嬉しく思いました。
(滲出性中耳炎を繰り返すと難聴になることがあるらしくて、心配していました…)
チューブは半年から1年ぐらいで自然に取れました。
しばらくは学校プールのときに耳栓を付けていた記憶がありますが、それ以外は普通の生活を送ることができました♪
耳に通気するために鼓膜に細いチューブを入れる手術ですが、これをしたのち中耳炎を起こさなくなったので、もっと早く手術をするんでした…!
息子の場合、部分麻酔で手術には30分もかからなかったと思います。
感想を聞いたところ、耳に麻酔を染み込ませた綿を詰めて待つのが耳がくすぐったくて嫌だったと言っていました(笑)それくらいの簡単な手術でした。
当時、日帰りで3万円弱の手術でしたよ。(先生によっては入院になるみたいです。)
子供たちが小さい頃は、2人とも入院をしたり、本当に医者通いの日々でした。
1か月に5日しか保育園に行けない月もあって…(涙)有給休暇を使いまくり。
でも体が大きくなるとだんだんと風邪も引かず、病院にも滅多にかからなくなります。
お子さんが小さくて病気ばかりの方…、子どもは大きくなるに従い、体力がついて丈夫になりますよ☆
今は大変でしょうけれど、頑張ってくださいね。